こんにちは(^_-)-☆
前回の記事〝パニック障害克服~食事編~〟は目を通していただけましたか？
今回は睡眠編ということでお話していきたいと思います。
突然ですが、現在どのくらいの人がパニック障害で悩んでいるかご存じですか？
厚生労働省の調査によると
・１９９０年代には約３０００人
・２０１７年には約8万３０００人
・現在では約１０万人で
１０人に一人がパニック障害で悩んでいるそうです。
２０２３年はもっと増加しているんだと思います。
少し前まではうつ病やパニック障害って引きこもりがなる病気でしょ？
なんて思っている人も多かったと思いますが最近では芸能人がパニック障害を公表したり
保険業界でもうつ病に備えるプランがあったりと世の中の認知度が高まってきていることは
確かだと思います。
・なぜうつ病は増えているのか？
１９９０年から現在までものすごい勢いでうつ病患者は増えています。
その背景には、睡眠障害とうつ病が深い関係にあることがわかりました。
なぜパニック発作が起きてしまうのかということは食事編で糖質の取りすぎは危険だよ！
ということでしたよね？
面白い研究結果がありまして
ある大学の研究で５万人の女性の協力を得て３年間睡眠の調査をした結果
・高GI食(むき出しの糖質)白米や白いパンを多く摂取したグループは
・低GI食(食物繊維が多い糖質)大豆やサツマイモを多く摂取したグループよりも
睡眠障害を引き起こした人が多かったのに対し低GI食のグループの人は誰も
睡眠の問題を抱える人がいなかったということです。
なんとも驚きの結果ですよね。
・なぜ睡眠障害が起こるのか？
毎日忙しくしている中で一週間の中間あたりになると
疲れたから甘い物食べよう！明日のためにエナジードリンクぶっ込んでがんばろ！
そんな日に限って
眠いのに寝れなぁい、疲れているのに眠くなぁい、早く寝ないと明日早いのに！
なんて思ったことはありませんか？
それは糖質の取りすぎに原因があったんです。
なぜそんな事になってしまうのかというと
糖質を撮りすぎると血糖値という血液中に含まれるブドウ糖の濃度が急上昇します。
すると血糖値の上昇を抑えたりコントロールするために膵臓からインシュリンが分泌されると同時に
興奮作用のあるアドレナリンやコルチゾールもどんどん分泌されるので体は疲れて眠いのに脳が目覚めてる
というトンチンカンなことが起こってパニック発作だけでなく、金縛りにも起こりやすくなします。
そんなことを繰り返しているとどんどん眠れない体が出来上がってしまうのです。
・睡眠の質を上げる為に大事なこと①
どうしたらちゃんと寝られるのか？
ちゃんと寝る=長く寝る事では無く、質の良い睡眠をとることが大事になってきます。
質の良い睡眠をとるためには朝起きた時から戦いは始まっているんですよ！
えー？寝るのに起きる事？意味が分からない！ってなりますよね(*´Д｀)
そーなんです、ちゃんと寝るためには朝起きてから１５分程度の日光浴をすることで
しっかりと体内時計をリセットして、目に光を浴びた時から１４時間から１６時間で
また深い眠りにつけるように整えてくれるそうです。
それだけではなく日光浴をすることでビタミンDが生成され歯や骨が強くなり
免疫力もアップします。こうすることで自律神経の乱れも整えて体を正してくれるんです。
ちゃんと寝るのに大切なことは体内時計がちゃんとしていること大事だったんですね。
現代の人は忙しいと言われていて体内時計が狂ってしまっている人が多いみたいです
それによってうつ病の発症リスクも上がってしまっているという事なんですね。
なので朝起きたら１５分程度窓際でボーっとしてみて下さい(*^-^*)
・睡眠の質を上げるために大事なこと②
朝の日光浴も大事だけど、寝る前の行動でも気を付けた方が良いことがあるんですよ！
それは〝入浴のタイミング〟です。
私の店舗に来て下さる方のほとんどの人が寝る前にバーっとシャワーだけ浴びて寝ます！
って感じなんですけど、これが✖だったんですよ(*´Д｀)
体が興奮状態にあるときは睡眠の質が下がってしまうんですって、
なので寝る２時間前までに入浴を済ませましょう。
シャワーだけじゃなくて湯船につかることが良い理由としては、一日の疲れをしっかり落としてくれて
副交感神経が優位になり体がリラックスしている状態になるからです。
この時に注意することはあまり熱々のお湯に入らないことです。
熱々のお湯は体を興奮状態にしてしまいますし、疲れてしまいますので
３８度くらいのお湯に２０分程度入るが理想です。
そしてポイントがもう一つあります！
人が深く眠りにつくには体を一度冷やす必要があるんです！
なのでお風呂から出たら
すぐに布団に入るのではなく簡単なストレッチや明日の準備などをして体を冷ましましょう。
そして布団に入り体温が上昇すると自然と眠くなるのでこの時にしっかりと眠りにつきましょう。
・まとめ
質の良い睡眠をとるためには、朝起きたら１５分程度の日光浴をする事で
体内時計をリセットして自律神経の乱れを整える。
寝る２時間前までに入浴を済ませる事で一日の疲れを取り
体をリセットさせて休息モードにしてから布団に入ることです。
ポイントは寝る前に一度体を冷やす事です。
ちょっとしたこと事を意識して行動するだけで体は本当に変わります。
他にも食事や運動も大切になってくるのでそちらの動画も合わせて
ご覧ください(*^-^*)
